夫婦で家計簿を共有する方法。銀行連携なしで始める
· イトウカズヒロ

夫婦やカップルで家計簿をつけるなら、ひとつの家計簿をふたりで共有すると、生活費の全体像を確かめやすくなります。
この記事では、無料アプリ「家計ポケット」で家計簿を共有して、毎日つけるまでの手順を実際の画面で紹介します。銀行口座やクレジットカードとはつなぎません。
用意するもの
- ふたりぶんの iPhone または iPad(iOS / iPadOS 26以降)
- アプリ「家計ポケット」(無料。共有も無料です)
- ふたりとも iCloud にサインインしていること
手順
1. パートナーを招待する
設定の「家計簿の共有」を開き、「パートナーを招待」をタップします。できた招待リンクを、LINEやメッセージで送ります。
相手は家計ポケットを入れてから、届いたリンクを開きます。LINEの中で開けないときは、Safariで開き直してください。
招待リンクは1回だけ使えます。届かなかったときは、もう一度作り直します。
参加すると、参加する側の端末にあった家計簿は、共有の家計簿に置き換わります。残したい記録があれば、先にCSVで書き出しておきましょう。
2. 「共通・自分・パートナー」を選んで記録する
右下の+から、金額とカテゴリを選んで「記録する」をタップします。
日付の横で「共通・けんた・ゆい」を切り替えられます。家賃や食費は共通、趣味や個人の買い物は自分の名前にしておくと、生活費とおこづかいが混ざりません。
3. レシートは撮るだけ
まとめ買いの日は、レシートを撮影するか、写真から読み取ります。日付・金額・明細が入るので、確かめて記録するだけです。
文字の読み取りは端末の中で行います。
4. 固定費は、払った月に1タップ
家賃やサブスクは「サブスク・固定費」に登録しておきます。支払ったら「10月分を記録」をタップするだけです。
勝手に自動で記録はされないので、払っていない月の記録が増えることはありません。
5. ホームで、ふたりの支出を見る
ホームには、今月の収支と、共通・それぞれの支出が並びます。
月の始まり日は、設定で1〜28日から選べます。給料日に合わせておくと、「今月あといくら」がわかりやすくなります。
6. 先月と比べる
「レポート」では、先月の同じ日と比べて、使いすぎていないかがわかります。カテゴリごとの増えた・減ったも見られます。
月に一度、ふたりでこの画面を見るだけでも十分です。
今までの家計簿から乗り換えるとき
スプレッドシートなどでつけていた家計簿は、設定の「CSVを取り込む」からまとめて入れられます。取り込む前に、件数と期間を確認できます。
うまくいかないとき
招待リンクが開かない
ふたりともiCloudにサインインし、家計ポケットを入れているかを確認します。LINEなどのアプリ内で開けなければSafariで開き直してください。リンクは1回限りなので、必要ならオーナーが新しいリンクを作ります。
パートナーの記録が表示されない
ふたりのアプリを最新版にして開き、iCloudへのサインインと通信状態を確認してください。同期には時間がかかる場合があります。未同期の記録があるときは、アプリの削除や家計簿の切り替え前にサポートへ相談してください。
レシートの金額が違っている
保存する前に、日付・金額・明細をレシートの原本と照合して直します。読み取りは日本のレシート向けです。自動で入った内容にも、確認が必要です。
詳しくは家計ポケットの使い方・サポートをご覧ください。
料金
共有を含めて、記録・固定費・書き出しは無料で使えます。無料版には広告があり、レシート読み取りは端末ごとに月10回までです。
オーナーが買い切りのProを1回買うと、ふたりとも広告なし・レシート読み取り無制限になります。月額料金はかかりません。
家計ポケットはiPhone・iPad専用です。金額は日本円、レシートの読み取りは日本のレシート向けです。



